生活困窮者自立支援は個別伴走で!

2017年9月13日 00時33分 | カテゴリー: 活動報告

9月2日(土)千葉美術館11階講堂で開催された生活困窮者自立支援シンポジウムに参加しました。「生活困窮者の支援は~縦割りに横串を~」と言うテーマで、生活クラブ千葉グループの取組から見えて来た課題を共有し、今後の進め方を考えました。

船橋市「保健と福祉の総合相談窓口さーくる」は生活困窮者自立支援法施行以前の平成24年からワンストップの総合相談窓口を開設しています。『経済的困窮』『仕事にかかわる相談』が多く、平成28年度生活困窮者自立支援制度の就労者数の実績は124件、そのうち就労準備支援実施が19名でその効果を指摘しています。千葉市稲毛区での任意事業家計相談や生活クラブ千葉の多重債務・生活困窮者支援の取組みでは、家計管理と就労の関係性を考えつつ家計を立て直して生活を再生するために、段階的にきめ細かい対応策や支援方法をさぐります。千葉市・松戸市で就労準備支援事業を展開する「NPO法人ユニバーサル就労ネットワークちば」は訓練希望者と業務委託契約を結び、スタッフが同行することで訓練でも交通費を確保できるようにし、さらにすべて支援を受けるための交通費給付をめざし平成28年度「チャンス創造ファンド」を設立しました。

生活クラブ千葉グループの取組では、民生委員や社会福祉協議会等地域関係者や市役所の各課、また、就労体験先となる事業者や就労に関係する相談機関との連携を重要視し、連絡調整会議等の定期的な実施やケア会議・調整の連絡を頻繁に行っています。関係機関は相談者を取り囲むように連携し、原則個別伴走型で段階を進み、戻る受け皿も想定します。このように徹底した支援体制を構築することで困窮者のニーズに適切に対応し、生活立て直しや就労に成果を出している事に納得しました。