ネズミ駆除剤配布をめぐる迅速な動き!

2017年8月21日 10時12分 | カテゴリー: 活動報告

伊勢原市では、毎年、自治会を通じてネズミ駆除剤の無料配布が実施されていますが、厚木、大和、海老名、座間、綾瀨、秦野、相模原の県央8市中7市は配布を実施していません。なぜ、伊勢原市だけがネズミ駆除剤無料配布を続けているのか、伊勢原市議会6月定例会で質問しました。市内には102の自治会がありそのうちの71自治会が各地区の衛生委員を経由し、2016年度は640袋が配布され、環境美化センター窓口での手渡し38袋を合わせると、配布数は合計678でした。約7割の自治会に配布、自治会加入世帯数での割合は2%の利用率となります。2014年からの配布状況の推移でも、毎年平均600前後の利用があります。

しかし、衛生的な生活環境の維持のためであってもネズミ駆除剤は毒性があり、配布される場合には注意書きに従っての実施を呼びかけていますが、世帯内での管理徹底が細部まで行き届くのかは疑問であり、ペットが誤飲する可能性についての心配もあります。また、ネズミ駆除剤の使用が続く事で、薬剤に耐性をもつスーパーラットが出現し、病原菌が拡大する問題も指摘されています。さらに重要な問題としては、化学物質過敏症を発症している方々にとっては、生活環境に溢れるほど存在する化学物質に日々悩まされている状況があり、ましてや毒性のあるものについては他市と同様に積極的に終了の方向を検討する必要があることを提案しました。とは言っても、今現在も一定の利用実績があることなので、終了を検討する場合には、丁寧な説明と十分な理解を進めることの必要についても付け加えました。

その結果、地域の衛生委員からの意見聴取が7月から開始され、今後の理事会で検討されるとの事です。ネズミ駆除剤無料配布中止の検討については、迅速な対応であり、評価できることです。