伊勢原ネット第22回総会と『憲法カフェ』を開催しました。

2017年3月26日 22時44分 | カテゴリー: 活動報告

3月25日(土)神奈川ネットワーク運動・伊勢原第22回総会を開催しました。総会に続いて『明日の自由を守る若手弁護士の会』から太田伊早子弁護士を招き開いた『憲法カフェ』で、個人の自由と尊厳について語っていただきました。

太田弁護士は、冒頭今話題の『森友学園問題』を取り上げ、園児たちに教育勅語を暗唱させていたが、何が問題なのかと投げかけました。

そもそも憲法は何のためにあるのだろうか、それは「13条 すべての国民は、個人として尊重される。」とあるように日本国憲法は、個人の尊厳を謳う憲法です。そのためには、常に濫用の危険性が高い国家権力に対して制限をする必要がある事から、憲法でしばりをかけ、国民の自由と平等を守らせることを約束したのです。日本国憲法の三原則は、①国民主権、②戦争放棄、③基本的人権の尊重です。

しかし、自民党憲法改正草案では、13条の「個人」が「人」に変わり、「公共の福祉に反しない限り」が「公益及び公の秩序に反しない限り」となるなど、個人の尊重が後退し、国家形成を優先する全体主義に傾いていることが指摘されています。また、戦争とはあらゆる人権侵害が起こることであり、戦争を決定する立場の人間は決して自身が戦いに参加することはなく、その影響は子どもたちに降りかかると言う矛盾があります。園児たちに教育勅語を暗唱させる『森友学園問題』は、個人の尊厳に反する、子どもたちの人権侵害につながる問題であることがわかりました。今、ひとり一人が日本国憲法に向き合うことが必要です。