震災から6年

2017年3月10日 18時27分 | カテゴリー: 活動報告

毎年春が近づくこの季節、私たちは『東日本大震災・東京電力福島第一原発事故』を思い出さずにはいられません。発生から6年となる現在、死者は15,893人、行方不明者はいまだに2,553人もいると報道されています。大切な家族を失った悲しみや帰りを待つ家族の気持ちを察すると、余りにも重く言葉を失います。しかし6年が経過し、事故の影響から逃れてきた避難者に対する国や自治体などの支援はこの3月末に打ち切られ、避難者はあらたな窮地に追い込まれることになります。

伊勢原市でも9世帯20人が生活していますが、住宅支援打ち切りは、これまでようやく築いてきた生活基盤を失う深刻な問題です。さらに、放射能や賠償金に関する誤った情報をもとに『原発避難者に対するいじめ問題』が各地で起きていることも明らかになりました。特に、横浜市の事例は、当事者である生徒とその家族の訴えが学校や教育委員会へなかなか届かずに解決への道のりが長引きました。いじめ防止対策推進法も施行されていますが、学校や教育委員会の動きは鈍いものでした。

災害大国日本では、どこに住んでいても誰もが災害に遭遇する可能性があります。災害が起こった時の緊急的支援はもちろん重要なことですが、その後の暮らしを回復させるためには、被災地・被災者のそれぞれのニーズに寄り添う支援を続けることが求められます。