共同モデル事業『買い物支援バス』が終了しました。

2016年4月2日 08時56分 | カテゴリー: 活動報告

伊勢原市高森にある「東高森団地」と「あかね台」は隣接する地域で、両方とも40年前に入居が始まった住宅地です。近年この地域の高齢化が進み、それぞれ高齢者支援の会が活動を行っていますが、あかね台自治会では日常の困り事についてのアンケート調査を実施したところ、買い物に苦労する高齢者が多いと言う結果を得ていました。そこで社会福祉協議会(市社協)に支援を要請したところ、支援態勢のある二つの自治会との協力で平成27年5月から『買い物支援モデル事業』の運行が始まりました。毎週月曜、11時に市社協の27人乗りのバスが商業集積地までの送迎をしますが、地域のボランティアが同行するので、買い物の付添や荷物運びも依頼することができ、高齢者にとっては安心な外出が実現しました。『買い物支援バス』を利用された方からは、「宅配などもあるけど、外へ出て刺激を受けることでリフレッシュになり、楽しい。」との声がありました。また、行き帰りの車中では会話も弾み、交流の場となりました。しかし、モデル事業であるので、この『買い物支援バス』の運行は平成28年3月をもって終了となりました。

 

今後高齢化はどの地域でも進展しますが、高齢者の日常生活をどの様に支えるかが課題です。心身の健康を維持するためにも、安全な外出を支援する事は有効との指摘もあります。自治会や地域住民が主体となって定期的に外出のバス運行を実施している他自治体の事例もあり、それらを参考にして、自らの地域に適した外出の支援態勢を構築する事が求められます。健康寿命延伸については、医療費抑制につながる可能性もあり、行政も情報提供や研修支援等積極的に協力するべきです。車輌や運転手の確保、必要経費の捻出や運営方法等課題を整理して、『買い物支援バス』を早期に実現させたいものです。