ファイバー(繊維)リサイクルでゴミの減量を進めよう!

2016年2月23日 23時44分 | カテゴリー: 活動報告

 

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古着のリサイクルでアジアの女性の自立支援を行うWEショップ伊勢原のボランティアさん達に同行して、古着・古繊維のリサイクルや資源化にとり組むナカノ株式会社秦野工場を訪問しました。

 

全国的に古着・古繊維のリサイクルを実施している自治体は少なく、土地や場所などの確保が難しいことから最も数量がある都内23区では回収されずゴミとして焼却されています。しかし、衣類繊維は9割が再活用可能で、大規模な回収が実現すれば焼却ゴミの減量につながります。古着・古繊維はその三分の一がまだ着られる中古衣料として東南アジアの国々に輸出されます。もう三分の一は使い込んだ綿の吸収力を活かして機械の油拭き等に使われるウエスとなり、重化学やハイテク分野の生産現場で活用されます。残りの三分の一は機械で線状に戻す反毛という過程を経て繊維の素材となり建材の一部や防音材、断熱材などになると言う事で、水濡れや汚れ等が無い限り、破れた洋服や穴のあいたストッキングも無駄にはなりません。

古着・古繊維のリサイクルを進めるために、ナカノ株式会社は生活クラブ生協等様々な市民グループと地区連絡会を組織しています。また、回収再生業者を組織して、回収システムの確立に向けた情報共有や情報交換に努めています。WEショップの活動も多方面からの努力に支えられていることをあらためて認識しました。ナカノの努力がテレビで放映されたことで、全国から送料負担にもかかわらす、古着が送られてくるようになったそうです。回収可能量の10%程度しか集められていない古着・古繊維について情報発信や関係活動の牽引役を果たすことがナカノには期待されています。行政もゴミの減量化や再資源化を進めるために、積極的に支援を行うべきです。