里山資本主義から学びました!

2015年3月3日 23時05分 | カテゴリー: 活動報告

 『時代の先端は里山にあり~里山資本主義と伊勢原 の活性化』と題して、地域振興や人口成熟問題に関す る研究・著作を精力的に行う藻谷浩介氏から話を聞き ました。財政難に直面する多くの地方自治体は、産業 誘致などを考えますが、伊勢原市も数年後に開通予定 の新東名と246 バイパスの周辺整備への期待は小さく ありません。  しかし、冒頭、町役場を最先端技術の木造建築で 建てた岩手県住田町を紹介し、すでにヨーロッパで は化石燃料ではなく木材を活用して、環境負荷や経 済的負担を軽減している事例を話されました。最先 端技術で強度化された集成材でビルの建設も進めら れていますが、残念なことに日本の建築基準では 該当しないそうです。快適な質感である木造建築が コンクリートや鉄筋の建物より耐久性に優れ、持続 可能であることは、法隆寺をはじめ、日本の歴史的 建造物が証明しています。湿度の高い日本の風土で は、鉄筋建造物はいずれ破壊され廃棄されますが、木 造建築は修繕を繰り返すことで持続可能という利点 があります。自然環境豊かな伊勢原では、森林活用 が地域経済にもたらす可能性は大きいと考えます。  木質ペレットなどをエネルギーとして活用する場合 でも、石油などと違いペレットには何の危険性もあり ません。日本中どこでも豊富な森林を活用することで、 縮小社会に向かう中であっても、環境負荷の少ない 持続可能な社会のあり方は期待することができます。  将来のために、伊勢原市をはじめ山林を有する地方 自治体は、是非研究検討してシフトすべきです。