遺伝子組み換え食品と表示について

2014年8月11日 22時39分 | カテゴリー: 活動報告

生活クラブ生活協同組合神奈川の副理事長,藤田ほのみさんからお話を聞きました.

 

 私たちの食卓には,いつのまにか遺伝子組み換え作物や遺伝子組み換え食品が登場し,その割合が徐々に増加しています.

 遺伝子組換え技術とは,自然界では発生しない新しい生物を作り出す技術であり,特定企業の除草剤とセットで使用することで効果があるものとなっています.遺伝子組換え作物の栽培国は現在28カ国あり(2012年),栽培面積第一位はアメリカで,ブラジル,アルゼンチン,カナダと続きます.日本では栽培は禁止されていませんが,現在商業的な栽培は行われていません.しかし,日本は遺伝子組換え作物輸入世界一位の国で,トウモロコシと大豆が主な作物です.トウモロコシは,油,コーンフレーク,菓子,液糖,清涼飲料水の糖分,アルコール,飼料,バイオエタノールなど様々な加工食品の原料となっています.大豆は,豆腐,納豆,味噌,醤油,油などで,形を変えて日本独特の食品に使われています.しかし,遺伝子組み換えの遺伝子組換え作物を長い間食べ続けることによる人体への安全性や環境への影響には,懸念があります.EU諸国は1996年から遺伝子組み換え作物輸入に対する反対運動があり,遺伝子組み換え食品のEUへの輸出には表示がされています.アメリカにおいても遺伝子組み換え食品の表示義務化を求める動きがあり,2014年5月8日,全米初の遺伝子組み換え食品の表示を義務付ける法案が成立しました.日本では,遺伝子組み換え食品の表示がされているものと,添加されているが消費者が判断できないものがあります.

 

遺伝子組み換え食品についての必要な情報を消費者が取得し,食品を購入するときには選択できるように,遺伝子組み換え食品が使用されている場合には,微量であってもすべての情報が表示されるようにするべきです.