新しい地域福祉の拠点

2014年1月7日 23時01分 | カテゴリー: 活動報告

  冬月荘

 親子ランチ

  

  平成19年度厚生労働省障害保健推進事業のモデル事業として,新しい地域福祉拠点づくりが冬月荘でスタートしました.元社員寮であったので,20畳の広間は集いの場となり,広い厨房は親子ランチや他施設の給食など仕事づくりの場に,トイレと洗面所を備えた2階の個室は生活保護受給者や自立支援施設からの青少年を受け入れる居住支援に活用して「地域福祉拠点」がかたち作られました.地域のあらゆる生活課題に寄り添うことを枠組みとし,いつも一方的な支援ではない「循環型支援」をめざして,それぞれの福祉現場の関係者との課題共有に基づいて進められました.やがてメンバーから主に福祉関係の地域課題が持ち込まれるようになり,そのうちのひとつ釧路市役所との連携で生活保護世帯の学習支援の事業はNHKスペシャルで取り上げらました.開始から7ヶ月の間に2000人の人たちが利用するに至り,子育てや居場所,障がいや高齢者の介護,就労支援,仕事づくり,各相談など27の事業を展開し,180人の職員が働き,5億円の利用高となっています.新しい地域福祉拠点としての有用性は実証されたので,次の段階は事業を制度化するための取り組みを開始しています.