市内の小中学校・保育園の放射線量を測定しています

2011年10月13日 21時56分 | カテゴリー: 活動報告

若干高めの数値を示す場所を発見! 具体的な対策をその場で提案、実施!

東日本大震災による福島第一原子力発電所事故の影響で、関東近辺における放射線量がたいへん心配です。被災地から250㎞から300㎞離れている神奈川県においても、ホットスポットが見つかる報道がありました。市では、小学校10校と市役所で、6月に週1回、計4回測定しましたが、それ以降、伊勢原市では市内の測定は行われていません。

環境に関係する市民活動団体の連携組織「いせはら環境市民ネットワーク」(通称エコネット)では、シンチレーション式放射線測定機「Mr.Gamma」を使って、8月から、市内全域の放射線の子ども達が遊ぶ公園などの測定をしてきました。私は、エコネットの構成団体である「WE21ジャパン伊勢原」の運営委員であり、「伊勢原の環境を考える会」のメンバーでもあることから、測定活動に参加してきました。

10月からは、市の環境保全課とエコネットの協働で、市内全小中学校と10保育園の測定が開始されました。私は、連日、測定に立ち会っています。グラウンドの中央、砂場、花壇などの草地、校舎の雨樋や校庭からの雨水が流れる側溝など、共通の場所を決めて測定を行っています。これまで、おおよそ半数の施設の測定を終えました。
結果として、国の規準値(0.19μ㏜/hr)を越える値は、検出していません。しかし若干気になる箇所も見つかりました。山際にある公立保育園では、側溝に溜まった堆積物をすくい上げて乾かしていた泥が高めの数値を示し、その泥をただちにビニール袋へ入れて、子どもたちが触れない場所へ保管するよう勧め、園はすぐ対応しました。隣接の、迫る山に寄りかかっているような小学校では、ほとんどの場所の数値が低めでしたが、校舎と体育館の雨水が流れる側溝の泥が高めでした。基準値以下ではありましたが、校長の判断でただちに泥の除去作業が行われました。ビニール袋につめ、学校裏の児童が近づかない場所へ埋めるようにするとのことでした。

このように測定してみて、局所的に放射線量が少し高めの場所がわかり、それに対して対策することができたことは、市民の方の安心につながります。

将来のある子どもたちのことを考えると、少しでも被爆の機会を避けておくべきです。そのためには、まずは子どもたちの生活する場所、それから市内全域で、測定し現状を把握することが非常に重要です。